今回は前立腺肥大とお酒の関係についてお話します。
元来、前立腺肥大症の持病がある方は、深酒することでさらに尿の出方が悪くなることがあります。
なぜお酒を飲むと尿の出が悪くなるのかというと、次の通りの理由があるからです。
前立腺には血管が豊富に通っています。お酒を飲むことで前立腺の血流も多くなり、もともと肥大している前立腺が一時的にさらに大きくなります。
その大きくなった前立腺が尿道を圧迫するのでおしっこの通り道をふさいでしまい、そのため尿が出なくなってしまうということなのです。
楽しい時間を過ごすためにも、お酒の量はほどほどにしてお過ごしください。