医師が不在となるため、下記の通り担当医を変更いたします。
患者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
8月3日(土) 川﨑 麻己 → 高野 徳昭
8月10日(土) 川﨑 麻己 → 高野 徳昭
医師が不在となるため、下記の通り担当医を変更いたします。
患者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
8月3日(土) 川﨑 麻己 → 高野 徳昭
8月10日(土) 川﨑 麻己 → 高野 徳昭
短い梅雨が終わり、急に暑くなってきました。もうすぐ夏が来ますね。
季節の変わり目は体調を崩すというのが昔からの教えだと思いますが、泌尿器科でも注意が必要な病気があることをご存じですか?
それは・・・膀胱炎です!
なんだぁ、と思ったそこのあなた。夏の膀胱炎はひと味違うのです。
膀胱炎とは、書いて字の通り膀胱が炎症を起こしている状態です。通常膀胱の中は菌がいないのですが、なんらかの影響で菌が膀胱の中に入ることがあります。疲れている時や風邪などで体の免疫が落ちている時に膀胱の中に菌が入ると、尿をする時の痛みや残尿感などの膀胱炎の症状が出ます。特に女性は肛門と尿道の入り口が近いことから菌が入りやすいのです。
さて、なぜ夏に注意が必要なのでしょう?
夏は気温が高く、汗などで体の水分が蒸発し尿の量が少なくなります。そうすると、いつもだったら尿と一緒に入ってしまった菌を出していたのに、尿が少ないと出せなくなる。つまり膀胱の中で菌が増えやすくなるのです。
冷房の中にいるから汗はかかないよ、と言う方もいると思いますが、熱中症対策としてもこまめに水分をとるようにしましょうね。
今年のお盆期間は下記の通り外来診療をお休みさせていただきます。
あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。
医師が不在となるため、下記の通り担当医を変更いたします。
患者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
8月3日(土) 高野 徳昭 → 川﨑 麻己
8月10日(土) 川﨑 麻己 → 高野 徳昭
医師が不在となるため、下記の通り担当医を変更いたします。
患者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
7月6日(土) 高野 徳昭 → 川﨑 麻己
7月13日(土) 川﨑 麻己 → 高野 徳昭
紫陽花の色が美しく映える季節となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今日から6月がはじまります。
高山泌尿器科五条クリニックは本日をもちまして、4周年を迎えることができました。これも皆さまのご支援があったからこそと深く感謝しております。
これからも地域の泌尿器科として、皆さまのお役に立てるよう取り組んでまいります!
今後も五条クリニックをよろしくお願いいたします。
スタッフ一同
医師が不在となるため、下記の通り担当医を変更いたします。
患者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
5月18日(土) 川﨑 麻己 → 高野 徳昭
5月25日(土) 高野 徳昭 → 川﨑 麻己
寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、おしっこのpHとは何なのかについてお話したいと思います。
当院を受診された患者さんから、「おしっこのpHってなに?」「この数値は正常なの?」というような質問を受けることがあります。
おしっこのpH(ピーエイチ、ペーハー)というのは、おしっこが酸性なのかアルカリ性なのかをあらわしており、試験紙を使って検査します。pH7が中性、1~6は酸性、8~14がアルカリ性をあらわし、正常なおしっこのpHは弱酸性(6前後)ですが、5~8程度で変動しています。
おしっこのpHは食事などの影響を受けることがありますので、肉や魚、乳製品などの動物性食品を多くとると、尿は酸性に傾きます。また、低栄養状態、水分不足、激しい運動の後でも酸性になることがあります。
野菜や穀物、果物などの植物性食品を多くとると、アルカリ性に傾きます。
おしっこのpHは、結石のできやすさにも関係しており、酸性では尿酸結石、シスチン結晶、アルカリ性ではリン酸カルシウム結晶、リン酸アンモニウムマグネシウム結石ができやすくなります。
また、病気の診断の補助として役立てられる場合もあります。
酸性(6未満):高尿酸血症(痛風)、糖尿病、発熱 など
アルカリ性(8以上):膀胱炎や尿道炎などの尿路感染、腎不全 など
さきほどもいった通り、おしっこのpHはさまざまな影響により正常でも変動しています。pHの数値だけで病態を判断することは難しいので、あくまで参考程度にされてくださいね。
気になることがあれば、お気軽にスタッフにお尋ねください。
みなさんは、ビリルビン尿という言葉を聞いたことがありますか?
おしっこの異常なのですが、腎臓ではなく胆嚢・肝臓が原因となります。
今回は、そのビリルビン尿について少しお話をします。
ビリルビン尿の色は、このように黄褐色(濃い黄色~茶色)をしています。
おしっこをした時に泡が立ちやすく、その泡自体も黄色く染まるのが特徴です。
ビリルビンという物質は、肝臓から胆道を通って腸の中に“胆汁”として排出され、通常は尿に排出される ことはありません。しかし、肝臓や胆嚢の機能が悪いと、ビリルビンは血中に増加し、腎臓から尿中に排泄されます。これにより、尿がいつもより褐色かかった色になります。
当院は、尿検査でまず色などを見て、その後必要であれば採血を実施します。
このように、尿検査では腎臓の異常だけでなく、肝臓の異常をとらえられることもあります。
ただし、朝一番の尿や、汗をたくさんかいた後など、身体が脱水になると、腎臓で濃縮された尿が作られることがあり、この濃縮尿も濃い黄色をしています。
濃縮尿とビリルビン尿との違いは、一時的なものであること、「泡まで黄色い」のかどうかがひとつの目安になります。
おしっこの色に関して、「いつもと違うな」と感じたり、気になることがあれば、一度五条クリニックをご受診ください。
前回までは、尿検査のいろいろな検査項目についてお話ししました。
今回はその中の“潜血・赤血球”の項目、いわゆる血尿についてお話しします。
皆さん、おしっこが赤いと「血尿だ!」と思いますよね?
実は、おしっこが赤くなくても、尿に血が混じっている場合があるんです。
血尿には、大きく分けて2種類あります。
尿に血が混じるということは、尿路(おしっこの通り道)のどこかに出血があることをあらわしています。尿路というのは、腎臓、尿管、膀胱、尿道からなっており、これらの臓器のどこかに出血が見られる場合に、おしっこに血が混じることになります。
どちらであっても、出血の原因はどこなのか、尿路に異常がないかを調べる必要があります。
そのために、当院では必要に応じて細胞診、レントゲン、エコー、膀胱カメラなどの検査をおこなっていきます。
血尿が出ても、痛みがなく無症状であったり、症状が自然におさまることもありますが、放っておかずに受診することをおすすめします。
血尿に関する具体的な疾患に関しては、次回コラムにてお話する予定です。