今回のコラムは、前回お伝えした膀胱炎が原因となって起こる腎盂腎炎についてお伝えします。
膀胱炎が原因となって、腎盂腎炎になることがあります。
膀胱で繁殖した細菌が尿管をさかのぼり、腎臓に到達して炎症を起こしてしまいます。
症状としては、背中や腹部の痛みと高熱がみられます。
細菌が腎臓から血流にのって全身に広がると命に関わることもあります。
発熱があるときはできるだけ早く病院を受診しましょう。
治療は抗生剤などの薬物治療および十分な水分摂取で利尿をつけることですが、症状がおさまっても決められた薬は飲み続けましょう。
細菌を退治してしまうことが慢性化しないためにも重要です。