医師が不在となるため、下記の通り担当医を変更いたします。
患者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
7月6日(土) 高野 徳昭 → 川﨑 麻己
7月13日(土) 川﨑 麻己 → 高野 徳昭
医師が不在となるため、下記の通り担当医を変更いたします。
患者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
7月6日(土) 高野 徳昭 → 川﨑 麻己
7月13日(土) 川﨑 麻己 → 高野 徳昭
紫陽花の色が美しく映える季節となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今日から6月がはじまります。
高山泌尿器科五条クリニックは本日をもちまして、4周年を迎えることができました。これも皆さまのご支援があったからこそと深く感謝しております。
これからも地域の泌尿器科として、皆さまのお役に立てるよう取り組んでまいります!
今後も五条クリニックをよろしくお願いいたします。
スタッフ一同
医師が不在となるため、下記の通り担当医を変更いたします。
患者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
5月18日(土) 川﨑 麻己 → 高野 徳昭
5月25日(土) 高野 徳昭 → 川﨑 麻己
寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、おしっこのpHとは何なのかについてお話したいと思います。
当院を受診された患者さんから、「おしっこのpHってなに?」「この数値は正常なの?」というような質問を受けることがあります。
おしっこのpH(ピーエイチ、ペーハー)というのは、おしっこが酸性なのかアルカリ性なのかをあらわしており、試験紙を使って検査します。pH7が中性、1~6は酸性、8~14がアルカリ性をあらわし、正常なおしっこのpHは弱酸性(6前後)ですが、5~8程度で変動しています。
おしっこのpHは食事などの影響を受けることがありますので、肉や魚、乳製品などの動物性食品を多くとると、尿は酸性に傾きます。また、低栄養状態、水分不足、激しい運動の後でも酸性になることがあります。
野菜や穀物、果物などの植物性食品を多くとると、アルカリ性に傾きます。
おしっこのpHは、結石のできやすさにも関係しており、酸性では尿酸結石、シスチン結晶、アルカリ性ではリン酸カルシウム結晶、リン酸アンモニウムマグネシウム結石ができやすくなります。
また、病気の診断の補助として役立てられる場合もあります。
酸性(6未満):高尿酸血症(痛風)、糖尿病、発熱 など
アルカリ性(8以上):膀胱炎や尿道炎などの尿路感染、腎不全 など
さきほどもいった通り、おしっこのpHはさまざまな影響により正常でも変動しています。pHの数値だけで病態を判断することは難しいので、あくまで参考程度にされてくださいね。
気になることがあれば、お気軽にスタッフにお尋ねください。
みなさんは、ビリルビン尿という言葉を聞いたことがありますか?
おしっこの異常なのですが、腎臓ではなく胆嚢・肝臓が原因となります。
今回は、そのビリルビン尿について少しお話をします。
ビリルビン尿の色は、このように黄褐色(濃い黄色~茶色)をしています。
おしっこをした時に泡が立ちやすく、その泡自体も黄色く染まるのが特徴です。
ビリルビンという物質は、肝臓から胆道を通って腸の中に“胆汁”として排出され、通常は尿に排出される ことはありません。しかし、肝臓や胆嚢の機能が悪いと、ビリルビンは血中に増加し、腎臓から尿中に排泄されます。これにより、尿がいつもより褐色かかった色になります。
当院は、尿検査でまず色などを見て、その後必要であれば採血を実施します。
このように、尿検査では腎臓の異常だけでなく、肝臓の異常をとらえられることもあります。
ただし、朝一番の尿や、汗をたくさんかいた後など、身体が脱水になると、腎臓で濃縮された尿が作られることがあり、この濃縮尿も濃い黄色をしています。
濃縮尿とビリルビン尿との違いは、一時的なものであること、「泡まで黄色い」のかどうかがひとつの目安になります。
おしっこの色に関して、「いつもと違うな」と感じたり、気になることがあれば、一度五条クリニックをご受診ください。
前回までは、尿検査のいろいろな検査項目についてお話ししました。
今回はその中の“潜血・赤血球”の項目、いわゆる血尿についてお話しします。
皆さん、おしっこが赤いと「血尿だ!」と思いますよね?
実は、おしっこが赤くなくても、尿に血が混じっている場合があるんです。
血尿には、大きく分けて2種類あります。
尿に血が混じるということは、尿路(おしっこの通り道)のどこかに出血があることをあらわしています。尿路というのは、腎臓、尿管、膀胱、尿道からなっており、これらの臓器のどこかに出血が見られる場合に、おしっこに血が混じることになります。
どちらであっても、出血の原因はどこなのか、尿路に異常がないかを調べる必要があります。
そのために、当院では必要に応じて細胞診、レントゲン、エコー、膀胱カメラなどの検査をおこなっていきます。
血尿が出ても、痛みがなく無症状であったり、症状が自然におさまることもありますが、放っておかずに受診することをおすすめします。
血尿に関する具体的な疾患に関しては、次回コラムにてお話する予定です。
【検査①】尿検査 のブログで検尿検査結果についてお話しましたが、今回はさらに詳しく尿沈渣(顕微鏡検査)の部分についてお話します。
検尿検査で、感染や出血などの徴候や尿に混濁(尿の濁り)があった場合、尿沈査(顕微鏡検査)という検査をする場合があります。
尿沈渣(顕微鏡検査)というのは、尿を遠心分離機にかけ、沈殿した細胞や赤血球・白血球・結晶・細菌などの固形成分を顕微鏡で観察し、種類や数を調べる検査です。
このように尿沈渣(顕微鏡検査)をすることにより、より詳しい尿の状態を知ることが出来ます。
尿路感染の有無や程度を調べたり、腎障害をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりとなります。
最近朝晩の寒暖差が激しくなっておりますが、体調などに変化はありませんか?
今日はおしっこ検査(検尿)について少しお話しようと思います。
当院では来院したら最初に必ず検尿を取ります。
検尿を行うと必ずこのような結果用紙に結果を記入して患者様にお渡ししています。
このように尿検査1つで色々な事がわかります。
先生がこの結果を見て、レントゲン・エコー等の詳しい検査を行って病気の原因を見つけていきます。
1つ1つ検査に対して説明しながら進めていくので、不安な事や心配なことは直ぐに先生に相談できます。
皆さん、今回は血尿に関してお伝えします。
血尿が生じたとき、様々な疾患の可能性が示唆されます。
排尿時痛をともなう場合は急性膀胱炎や急性尿道炎などが考えられます。
右もしくは左の側腹部痛(腰部痛)をともなう場合には、尿管結石や腎盂腎炎などの可能性があります。最も注意しなければならない血尿は、無症候性肉眼的血尿(痛みなどの症状のない血尿)です。 無症候性肉眼的血尿の場合は、尿路(腎盂~尿管~膀胱)の悪性疾患のことがあります。
そのような症状の場合はすぐに泌尿器科をご受診ください。検査ブログ③にも血尿について掲載してますのでご覧ください。
今回は前立腺肥大とお酒の関係についてお話します。
元来、前立腺肥大症の持病がある方は、深酒することでさらに尿の出方が悪くなることがあります。
なぜお酒を飲むと尿の出が悪くなるのかというと、次の通りの理由があるからです。
前立腺には血管が豊富に通っています。お酒を飲むことで前立腺の血流も多くなり、もともと肥大している前立腺が一時的にさらに大きくなります。
その大きくなった前立腺が尿道を圧迫するのでおしっこの通り道をふさいでしまい、そのため尿が出なくなってしまうということなのです。
楽しい時間を過ごすためにも、お酒の量はほどほどにしてお過ごしください。